有明海漁民・市民ネットワーク(HP仮オープン中)

有明海評価委員会2016年度報告案パブリックコメント

●有明海評価委員会2016年度報告案パブコメについて

有明海の再生策を審議している有明海・八代海等総合調査評価委員会の2016年度(平成28年度)報告案のパブリックコメントが、2017年1月30日から始まりました。意見募集の締め切りは2月19日(日)です。募集要綱や報告案のPDFファイルは以下の環境省のホームページにあります。
http://www.env.go.jp/press/103578.html

この委員会は、諫早湾干拓や開門調査に関する審議を忌避しているため、今回の報告案でも、諫早湾干拓問題に関連した考察は乏しく、有明海の漁業不振の根本的な原因について指摘できないまま、これまでとあまり変わらない対症療法的な再生方策の提言にとどまっています。

こうした問題に関して、有明海漁民・市民ネットワークと一緒に活動している科学者のグループ「諫早湾開門研究者会議」では、パブリックコメントに先駆けて、1月23日に評価委員会に意見書を提出しました。
▽諫早湾開門研究者会議の意見書
http://www.ariake-gyomin.net/info/170123iken.pdf

評価委員会が諫早湾干拓問題に取り組み、開門調査から始まる根本的な有明海再生のための方策を提言するよう、皆様からも意見の提出をお願いします。

 

●2016年度報告案の読み方、PDFファイルについて

この2016年度の報告案は約600ページもあります。
▽2016年報告案 全ページPDF(83.4MB)
http://www.env.go.jp/press/ari_all.pdf

時間のない方は、以下の「5章 再生への取組」から読むことをお勧めします。
▽5章 再生への取組 PDF
http://www.env.go.jp/press/files/ari_mat5_01.pdf

また、「3章 有明海・八代海等の環境等の変化」と「4章 問題点とその原因・要因の考察」には、それぞれの章の最後に、以下の「まとめ」が付属していますので、少し時間のある方は、この2つの「まとめ」と、上の「5章 再生への取組」を読むとほぼ全容が把握できます。
▽3章 まとめ PDF
http://www.env.go.jp/press/files/ari_mat3_10.pdf
▽4章 まとめ PDF
http://www.env.go.jp/press/files/ari_mat4_05.pdf

 

●漁民ネットHPでの意見の公開について

パブリックコメントは環境省とともに、ぜひ有明海漁民・市民ネットワークの事務局へもお送りください。今後、皆さまが提出した意見を、以下のホームページで順次公開してまいります。(匿名希望の場合はその旨お書きください)
http://www.ariake-gyomin.net/info/170130pub16.html

有明海漁民・市民ネットワーク 東京事務所
〒171-0032 東京都豊島区雑司が谷3-11-4-205 SYスタジオ内
TEL/FAX 03-3986-6490
Eメール ph@ariake-gyomin.net

評価委員会が2006年に公表した報告
http://www.env.go.jp/council/20ari-yatsu/rep061221/all.pdf
に関するパブリックコメントや研究者グループの意見書などは、以下の「いさはやひがたネット」のホームページにまとまっています。こちらもご参照ください。
http://www.isahaya-higata.net/ua/pub0612/

パブリックコメントの周知、応募へのご協力をよろしくお願いします。